先日、エンブレムを取り外し、クリーニングを行った様子をご紹介致しました、ポルシェ997カレラSです。
引き続き、コーティング前の下地処理の段階ですが、本日は少々レアなケースです。
ボディプロテクションフィルムの貼り替え作業について、ご紹介致します。↑こちらが貼り替え前の、元々貼られていたフィルムです。
写真ですと少し分かりにくいのですが、フィルムが劣化し、濁っているのがお分かりになりますでしょうか?
サイドステップや、フロントバンパーや、今回のようにタイヤまわりに、飛び石等のキズを防ぐ意味で貼り付けるフィルムですが、劣化して、徐々に濁ってきてしまうのです。
このままでは、いくらボディを磨き上げてもなんだかパッとしないですよね…。↑こちらが、貼り替えたフィルムです。
貼り替え前の濁ったフィルムと比べると、透明感がありますよね!
透明のフィルムを使用していますので、ボディカラーがそのまま生きています。
伸びの良い専用フィルムを、ボディの形状に合わせて手作業でカットし、熱をかけながらゆっくりとボディの湾曲に合わせて伸ばし、やはり手作業で貼り付けていきます。
まるで計算されたかのような自然なラインではないですか!?
これなら、ボディをキレイに磨き上げても、フィルムが目立ってしまう事はありませんね!