つい先日にもBMW3シリーズE46のレストアを目的とした、外装・内装全体のクリーニング・コーティングの様子をご紹介致しましたが、今回ご紹介するボルボ 240GLEもやはりレストアを目的の様々な作業を行いました。
いくつかの記事に亘ってご紹介させて頂きます。
まずは白化したモールの磨き→コーティング作業です。
経年数と共に黒さが薄れて徐々に白みを帯びてきてしまうのがこの素材の特徴です。
リアバンパーは白化の影響でコンディションが非常に悪かった為新しい物に交換しましたが、古い車種ですので、それもやはりやや白化していました(写真1枚目はコーティング前後を比較、4枚目はコーティング後)。
ボディのいたる所にこの樹脂素材が使われている為、必ず目に付いて、車全体が経年数以上に古ぼけた印象になってしまっています。
以前にもご紹介しましたが、クリアな部分(ガラスやレンズ)はよりクリアに、樹脂などの黒い部分はより黒く見せる(保つ)事で車全体がキレイに、新しい印象に変わります。
樹脂モール専用のこーティングを施す事で黒光りし新車当時の輝きを取り戻しますが、ボディコーティング同様、ここでも下地処理がコーティング効果の持続性能を大きく左右しますので、丁寧に手作業でダメージを除去しました。
ガラス系のコーティング剤を使用しますので、丈夫なコーティング被膜が日光や雨、油分を含む頑固な汚れから樹脂素材を守ってくれます!!