先日から幾つかの記事に亘りご紹介しております、マセラティ クアトロポルテへの施工ですが、本日も先日に引き続きプレミアムガラスコーティングの下地処理工程の一部について、ご紹介したいと思います。
エンブレムと、その周辺のクリーニング、コーティング作業についてです。
写真は全て施工を終えた状態のもので、施工前後の比較ができないのですが…
マセラティのエンブレムは、非常に細かな造りで、細部までのクリーニングはとても繊細な作業です。
理想を言えば、エンブレムを外し、エンブレムが付いていた部分のボディをくまなく磨きあげ、新しいエンブレムを取り付ける(そのまま取り付けないのもアリですよね!)…それが出来ればより完璧な仕上がりを実現できるのですが…
オーナー様の意向もありますし、エンブレムは基本的に再利用が出来ないので(再度取り付ける場合には新たに購入して頂く事になります)、そこまでして…とお考えの方も多いですよね。
今回はエンブレムを取り外さずにクリーニング、コーティングを施すこととなりました。
洗車スポンジだけでは、この細かな形状のエンブレムの隙間を縫って、エンブレムを縁取るように出来てしまったボディの黒ずみを除去する事は困難です。
強くこすってしまうとボディにもエンブレムにもキズが付いてしまいますから、出来るだけ優しく、筆やウエス等を使って、地道にクリーニングを施しました。
エンブレムにもコーティングを施しますが、ボディ本体同様に、コーティングはあくまでも保護材のような意味で、光沢感は素材そのものの持つ質感を生かしています。
これが本物の輝きなのです!!