メルセデスベンツ、Sクラスをお預かりしておりました。
施工ご依頼は、ルームクリーニングです。
2011年式ですから、3年未満ではありますが、経年車です。
内装カラーはブラック!
汚れの目立ちにくいカラーではありますが…
↑シートを半分に分け、クリーニング前後の様子を比較してみました。
少し分かりにくいかもしれませんが、左半分がクリーニング後、右半分がクリーニング後の状態です。
革の本来の質感はマットな感じなのですよね。
上の写真を見ると、それがよく分かると思います。
シートやハンドルがツルツル滑ってしまうのは、油を含む汚れのせいなのですよ…。
革パーツは、クリーニングを終えたあとに、この保護クリームを塗布します。
よくあるツヤ出し剤とは違って、これは見た目上の変化はほとんどありません。
クリームの役割は、革の乾燥を防ぐ事がメインです。
人の肌と同じで、皮脂等の油を含む汚れを落とすと、乾燥するのは必然ですよね。
乾燥してぱさぱさの状態ですと、汚れが浸透しやすいですから、クリームを塗布し、汚れが直に革に付くのを防ぎます。
油分を含んでいませんので、ツヤ出し剤のようにツルツルと滑ってしまう事はありません。
…と、こんな感じでクリーニングを進めていきました。
続きはまた次回の記事で!