先日ライティングについてご紹介致しました、フェラーリ599のボディガラスコーティング施工について、本日もご紹介致します。
写真は1枚目はボンネットからフェンダーにかけて、2枚目はリアフェンダーを写しています。
どちらも平面的な形状ではなく、とても湾曲していますが、この車はこの様な湾曲が多く、こうした部分は研磨の際に非常に気を使います。
ポリッシャーの、実際にボディに当てて研磨をするスポンジ状やウール状の材質の部分をバフと言いますが、このバフは円形で、触った感じはとても柔らかいのですが、ポリッシャーの構造上、バフをボディ接地面の形状のに合わせ湾曲させる事は出来ません。
その為、ポリッシャー自体の角度を微妙に変えて、バフとボディの接地面を小さくしながらの研磨になりますので、時間もかかりますし、ボディに対しバフを斜めに当てる事でその部分への負荷が強くなり過ぎ、塗装が剥げたり、よれたりする可能性もあります。
じっくりと慎重に作業を進め、写真にありますように、キズをしっかりと除去し、鏡面加工ボディに仕上がりました。