BMW アルピナB3をお預かりしておりました。
ご依頼の内容は、幌への撥水コーティング施工です。
オープンタイプのお車、特にソフトトップの場合には、トップのケアにお悩みのオーナー様も多いのではないかと思います。
どうしても鉄板パーツよりも劣化しやすいのは仕方がない部分もあるとは思うのですが、より長い期間、キレイな幌を保つため、コーティングを施す事はとても効果的な方法です。
↑このような状態で作業を行います。
隅々までムラなくコーティングを施す為には、こうして作業環境を整えることがとても大切です。
これはまだコーティングを施す前の段階で、この状態になるまでに入念なクリーニングを行っています。
コーティング効果をより長く強く発揮させる為には、汚れを除去し、不純物を取り除いておくことが大切です。
↑これはコーティング剤をガン吹きしている様子です。
クリーニングの段階で、汚れやクリーニングに使用する液剤を水で洗い流す工程もありますので、その水分を完全に乾かす為に、クリーニングから丸一日は乾燥をさせた後に、このコーティング剤をガン吹きしコーティングします。
↑コーティングを終えた幌は、この様に雨水や洗車時の水分を水玉状に弾きます。
この水玉が流れ落ちていく際に、雨風とともに幌に付着した砂埃やゴミも一緒に流れ落ちていきます。
コーティング層はハッキリと目には見えませんが、汚れを寄せ付けない様コートされています。
単にコーティングをかけるだけでなく、汚れをきちんと除去すること、水分を完全に乾かすこと、コーティングはムラなく、そして第一層のコーティングが完全に乾いた後に、第二層目のコーティングをガン吹きし、二重にコーティング層を作る事…
一つ一つの工程を丁寧に丁寧に行う事で、より美しい仕上がり、そして効果をより強く発揮するコーティング層が仕上がるのです。