いくつかの記事に亘り、ボディガラスコーティングの下地処理工程についてご紹介していますメルセデスベンツ Sクラスですが、本日も引き続き下地処理工程の一つをご紹介させて頂きます。
image↑今日ご紹介するのは、樹脂パーツのクリーニング・コーティング作業です。

 

これはフロントバンパーのダクト部分です。
細かい網目状で…クリーニングに手間がかかる形状ですね。
洗車時にスポンジでなでる程度では、ひとつひとつの網目までクリーニングしきれず、細部に汚れが残りがちです。
この形状はスポンジやウエスでは細部までクリーニングが行き届きませんので、筆や柔らかいブラシ等を使い、網目の一マス一マス地道にクリーニングしていくのがマストです!
地味な作業ですよね…

 

ベンツの樹脂パーツは、少し改良されたように感じます。
どのメーカーにも言える事ですが、案外簡単に劣化してしまい、粉を吹いたように白化してしまう事が多々ありましたが、ベンツの最近の車種ではそれが少なくなったように感じます。
(写真は、クリーニング・コーティングを終えた状態です。)
image↑次は、リアバンパーです。
マフラーのクリーニング・コーティング作業もご紹介致しましたが、マフラーと同じく、車の後ろ姿をキメるには、樹脂素材であるバンパーの美しさは非常に重要です。

 

樹脂素材は白くくすんでいたり、硬化したWAX剤がヒビ割れていたりすると、それだけで車全体が古臭い印象になってしまいます。
鉄板パーツだけでなく、メッキや樹脂パーツまでしっかりと手を施すことで、より100%に近い完璧な仕上がりを実現させる事ができるのです!