BMWアルピナ、B-7のルームクリーニングを行いました。
ルームコーティングのご依頼を頂き、その下地処理としてのクリーニングです。
クリーニング前後の比較が分かりやすく出た、ハンドルの様子をご紹介致します。
一見、左側がクリーニング後と思う方もいるかと思います。
左側は、皮製のハンドルが黒光りしているように見えますが、マジックジャパンのルームクリーニングでは、クリーニングの後にコンディショナーは塗りますが、ツヤ出しWAXの様なものは一切使用しません。
ですから、クリーニング後にツヤがあると言うのはおかしな事なのですね…。
つまり、クリーニング前が左側、クリーニングを終えているのが右側です。
ツヤを与える為のWAX類を使用しないのには訳があります。
まず、油分を含むツヤ出し剤を使用する事で、皮本来の質感が奪われてしまう事。
それに、ハンドルやシートにそう言ったモノを塗布すると、とても滑りやすいのです。
急ハンドルを切らなければ、しっかりと握った状態であればハンドルはさほど問題ないかもしれませんが、シートの滑りは想像以上に危険です。
ハンドル左側、クリーニング前のこの黒光りの正体は、実は手のひらの皮脂なのです。
思い出してみて下さい。
新車時のハンドルに、こんなツヤはないのです。
徐々に徐々にテカッってきますので、その汚れに気が付かない方も少なくないのですね…。
車内、その他の様子は、次回以降の記事にてご紹介したいと思います。
是非、クリーニング後の車内全体の様子も合わせてご覧くださいませ。