アウディ RS5 カブリオレをお預かりしておりました。
ご依頼は、幌のコーティング施工です。
作業中の写真とともに施工内容をご紹介したいと思います。
ホワイトのボディにワインレッドカラーの幌で、コントラストが印象的なボディです。幌へのコーティングはガン吹きで行います。
ボトルの中身は幌専用のコーティングです。
コーティング剤をこの写真のように、幌全体に2度にわたり吹きかけていきます。
ボディコーティング同様に、コーティングを施す前に下地処理(クリーニング)を行い、幌の汚れを的確に除去しコーティングを施工します。
施工前の状態は、パッと見た感じはキレイな印象でしたが、クリーニングを行ってみますと幌全体に細かな砂埃や、油分を含む汚れなどが付着していました。
汚れが付着したままの状態でコーティングを施すと、ボディコーティング同様に持続性能、コーティング性能が十分に発揮できなくなるため、下地処理は重要な必要不可欠な作業になります。コーティングを吹きかける工程の前に、このようにボディを養生し、幌以外のボディに付着しないようにセッティングします。
それぞれの材質に適したコーティング剤がありますからね。
コーティング効果は、車の保管場所やメンテナンス(洗車)の頻度によって大きく差が出てきますので、◯年持続します!とは一概には言えないのですが…
撥水力が落ちてきても、コーティング皮膜が完全に無くなってしまっている訳ではありません。
撥水力は徐々に落ちてはいきますが、コーティング皮膜はまだ残って、砂埃などの汚れが幌の繊維に入り込まないよう、幌を保護します。
数年単位で繰り返しコーティングを施して頂ければ、劣化を防ぎ綺麗な状態の幌をキープすることが出来ます。