先日、フロントガラスへの透明断熱フィルムの貼り付け工程をご紹介致しました、ポルシェ ケイマンSです。
フロントガラス、ドアガラス2面、計3面への透明タイプ断熱フィルム貼り付けのご依頼でした。
本日は仕上がりの様子と共に、ガラスの透過率についてご紹介致します。
まずはフロントガラスです。
↑二枚の画像共に、断熱フィルムを貼り付け終えたフロントガラスです。
とは言っても、フィルムは存在感はなく、この画像からはフィルムが貼ってあるのかどうかすら、よく分からないかと思います…。
2枚目の画像で「78」と数字が表示されていますが、これがフィルムを貼った状態でのガラスの透過率です。
車検の際にも使われる透過率測定器を使い、こうしてフィルムを貼り終えたガラスの透過率をチェックします。
道路運送車両の保安基準により、フロントガラス、フロントドアガラスの透過率は70%以上必要と定められていますので、基準値内であるかどうかの確認をする為です。
フィルム自体の透過率はもちろん70%を上回る数値で一定ですが、ガラスの透過率は車種により差があるので、ガラスの透過率が低ければ、仕上がったガラスの透過率はさらに下がり、保安基準を満たすことができない場合が稀にあるのです。
本当にごく稀なケースですが…。
ドアガラスは「76」という結果になりました。
このように1台の車でもガラス毎に透過率が異なる場合がありますので、フロントガラスだけでなく、ドアガラスも2面それぞれ透過率を測定する必要があります。
見た目の透明感は、元のガラスとほぼ変わりないのですが…
数値上でも問題がないと分かれば、より安心してドライブを楽しむことが出来ますよね。
もちろん車検も問題なしです!
もうすでに車内が暑くなる時期に突入しましたが、これから夏にかけて、もっともっと車内に差し込む日差しの熱さが気になる時期になります。
より快適なドライブを楽しむために、断熱フィルムをおすすめ致します。
エアコンの冷風が苦手な方、体温調節が難しい小さなお子様が乗る機会が多いお車などには特におすすめ致します。