シボレーの、マリブワゴンをお預かりしておりました。
マリブは、今現在もアメリカや欧州をメインに販売されているようですが、今回お預かりしたのは、なんと1978から1983年に生産されていた型です!
少なくとも30年以上も前のこの車が、現役で走っているなんて、街中ですごく目立ちそうですよね!
オーナー様のこのお車への愛を感じます。
さて、施工ですが、ガラス全面へ断熱フィルムを貼り付けました。
フロントの3面へは透明タイプを、リアの7面へは黒い色つき断熱フィルムは貼りつけました。
今日はまず、フロント3面への施工をご紹介したいと思います。
使用したのは、シルフィードのFGR-500です。↑これは、フロントガラスへの施工後の状態で、ガラスの端のフィルムアンテナを中心に撮影した様子です。
ETCや地デジのアンテナ等、写真にあるフィルムタイプのアンテナが使われる事が多いですよね。
お預かり時には既に貼られていたこのフィルムアンテナ…この上からカーフィルムを貼ってしまうと、フィルムアンテナの周辺だけ空気が入り込んでしまい、なんとも恰好が悪い仕上がりになってしまいます。
ましてやフロントガラスですから、運転の際に視界に入って気になりますからね…。
写真では少し分かりにくいかもしれませんが、フィルムアンテナの周囲一周、カーフィルムをくり抜き、空気が入ってしまう事のないように仕上げました。
よ~く見ると、くり抜いたラインが見えるかと思います。
フロントドアガラスへも、透明タイプの断熱フィルムを貼りました。
早々施工する事のない車種ですから、ガラスの湾曲の具合や、ガラスとそのフレームとの隙間の具合など、手さぐりで作業を進めましたが、特に問題なくスムーズに施工を終える事ができました。
現代の車でも、車種によって難しいポイントが様々ありますが、古い車は施工難易度が高いです…。
次回の記事で、リアへの施工の様子をご紹介したいと思います。