先日、地デジアンテナゴルフ部分のフィルムのくり抜きについてご紹介しました、フォルクスワーゲン、ゴルフGTIです。
フロントガラスへの断熱フィルム施工でお預かりしておりました。
改めて、仕上がったボディの全体の様子をご紹介致します。フロント3面への施工の際には必ず行う、透過率の測定ですが、今回も施工前の確認と、施工後の再確認と、数回チェックしました。
施工前にも測定するのは、車種によってガラス自体の透過率が異なる為、稀にですが、透明タイプでもフィルムを貼ってしまうと、保安基準で定められている70%という数値を下回ってしまうことがあるからです。
そうなると、残念ですが、フィルムは貼りつけられないということになります。
車検にも通らないですし、第一、安全な視界を確保できない可能性もありますので…。先日の記事で詳しくご紹介しましたが、ETCのフィルムタイプのセンサーの部分のみ、断熱フィルムをくり抜いて貼りつけました。
センサーの上から断熱フィルムを貼ってしまっても良いのですが、フィルムタイプの薄いセンサーとは言え、その微妙な凹凸から空気が入り込んで、断熱フィルムの仕上がりがあまり美しくなくなってしまうのです…。
先日も書いた通り、センサーの感度も左右する事がありますので、くり抜いて貼りつけるのがベストです。
くり抜くと言っても、ごくわずかな面積ですから(※写真は前回の記事を参照下さい)、そこからの紫外線・赤外線の侵入は気にするレベルではないかと思います。
という感じで、無事施工完了!
1泊2日のお預かりで、オーナー様の元へ帰って行きました。
では今日も引き続き、別の車の作業をすすめたいと思います。