数日前からご紹介しております、アルファロメオ147ですが、本日も引き続きボディコーティング施工の下地処理工程の一部をご紹介したいと思います。
先日は、メッキパーツの一つ、フロントグリルのクリーニングについてご紹介しました。
本日は、フロントガラス下部のワイパー周辺の樹脂パーツクリーニングについてご紹介致します。
↑これはまだクリーニングを施す前の段階です。
なんと言いますか…全体的に曇っていますよね。
本来は”黒”なのですが、グレーっぽいと言いますか、白いベールを覆っているような、そんな印象です。
↑細部のパーツのクリーニングは、基本的には可能な限り取り外してクリーニングを施すようにしています。
可能な限り…と言っても、メカニック的な作業は専門外なので、簡単に外せるものの限られてしまいますが、このワイパー周辺パーツについては簡単に取り外しが出来ますので、こうして外して、”バラ”の状態でクリーニング・コーティングを施しました。
こうすることで隅々までクリーニングを施せますし、コーティングも隅々まで行きわたります。
より100%に近い仕上がりを実現出来る訳です。
↑そして、こちらはクリーニング・コーティングを終えて、再びパーツを取り付けた様子です。
最初の写真と比べてみてください。
すごい差だと思いませんか!?
新品に変えた訳ではありません!
単にツヤ出し剤を塗りたくるような、その場しのぎのコーティングではなく、きちんとダメージを除去し、油分を含まない、樹脂専用のコーティングを施すことで、この自然な黒光りを実現しています。
油分を含んでいませんので、ホコリを寄せ付けてしまう事もありませんし、ひび割れも生じにくくなっています。
こうして細々とした作業の繰り返しで、時間をかけて仕上げていきました。
ボディ本体への作業については、また後日ご紹介したいと思います。
では、今お預かり中の車の作業に戻りたいと思います!