ポルシェ、911カレラSのカブリオレをお預かりしておりました。
施工ご依頼は、プレミアムガラスコーティングです。
まずは部分的ですが、研磨処理前後を比較した様子を、写真と共にご紹介したいと思います。
ボディサイドにある、ガソリンコック周辺なのですが、キズの状態がよく分かるように撮影できたので、その部分で研磨処理前後を比較してみました。
↑まずは研磨処理を施す前の状態のボディです。
写真をクリックすると大きく表示され、見やすいかと思います。
ライトが反射してボディに写り込んでいる周辺に、小さなキズですが、いくつも線状のものが見えますよね!?
この小さな、いくつも無数にあるキズを、1面1面研磨処理で除去していくのが、下地処理工程の一つです。
一つ一つは小さなものですが、それがボディ全体に無数にある状態でしたから、ちりも積もれば山となる…という感じで、その小さなキズが重なりあい、ボディ全体の光沢感を失わせていました。
↑そしてこちらが研磨処理後の同じ部分です。
先ほどの、ライトが反射している周辺に見えた小さなキズ達が見えなくなっていますよね!
こちらも、写真をクリックすると大きく表示され、分かりやすく見えると思います。
1面1面、キズの有無やキズの大きさ、深さなどを見ながら、削りすぎないよう、それでもキズは可能な限り消すように、研磨の圧力やポリッシャーの回転数等を調整しながら磨き上げていきます。
数十分や数時間では終わらない、地味で長い作業ですが、この研磨処理工程が仕上がりを決定付ける、大切な工程なのです!
仕上がりの様子は、後日改めてご紹介したいと思います。