先日、マフラーのクリーニングについてご紹介致しました、メルセデスベンツCL63です。
引き続き、下地処理作業についてご紹介致します。
まずは、ドアを開けたステップ周辺のクリーニングから…。
写真の中心辺りにあるゴム製のパッキンの様なパーツと、ボディ本体の隙間に黒ずみがかなり目立ちます。
ドアを閉めていれば、雨風やゴミ等侵入しない様な感じもしますが、ドアとボディ本体の隙間は、ドアを閉めた状態でも思いのほか広く、雨風も砂埃もゴミも侵入してしまうのです。
外からは見えない部分ですが、乗り降りの際には必ず目につきますから、キレイに保っておきたいですよね。
↑こちらもドア周りのクリーニングです。
ドアの下部とボディ本体の隙間、それから、サイドモール周辺です。
雨水等の水分が、上から下に滴り落ち、サイドモールやドアの下部とボディの隙間に貯まり、その結果、この様な黒ずみが発生してしまいます。
ボディカラーの薄い車の場合、この様な細部のクリーニングは仕上がりを大きく左右する重要なポイントです！
↑こちらはテールレンズ周辺のクリーニングの様子です。
これはかなり目立ちますよね…。
レンズの縁の部分まで黒く濁って見え、いくらボディをキレイに磨き上げていても、これだけで後ろ姿が台無しです。
洗車では除去しきれない、細かな部分の汚れを完全に除去し、それを終えてやっと研磨処理工程に進みます。
次回の記事も、引き続き細部のクリーニングについてご紹介させて頂きたいと思います。