ポルシェ997カレラSをお預かり致しました。
施工ご依頼は、ボディコーティングメニューの中の一番人気であります、プレミアムガラスコーティングです。
いつも通り、下地処理工程から、幾つかの記事に亘りご紹介させて頂きます。
↑リアのエンブレムです。
ボディカラーはブラックメタリックで、経年車です。
写真だと少し分かりにくいのですが、エンブレムとボディのキワにくっきりとフチが出来てしまっています。
砂埃や、雨ジミ等のダメージですね。
エンブレムのラインが細く、湾曲し複雑な形状な為、このダメージを完璧に除去するのは少々困難な部分があります…。
↑そこで、オーナー様との打ち合わせの中で、エンブレムは取り付けたまま、完璧には除去出来なくとも可能な限りクリーニングを施す方法か、もしくはエンブレムを取り外し、このダメージを完璧に除去するか…お話し致しました。
結果、こうしてエンブレムを取り外してのクリーニングを行う事となりました。
すごいですよね…エンブレムを外しても、ハッキリと文字が浮かび上がっています。
こんなに汚れていたとは…オーナー様も驚きでした。
↑こちらが取り外したエンブレムです。
エンブレム自体はさほどダメージを負っていませんが、一度取り外したエンブレムは、基本的には再利用はできません。
記念にと、持ちかえられるオーナー様もいらっしゃいます。
↑最後は、エンブレムを外し、入念にクリーニング・研磨処理を施したボディです。
先ほどの、くっきりと浮かび上がった縁取りが嘘のようではないですか！？
ここまでキレイになるのです！！
これをご覧頂くと、オーナー様も『やっぱり外して良かった！』と思って頂けるかと思います。
エンブレムが付いた状態では、ここまでキレイに磨き上げる事は困難です。
ちょっとしたイメージチェンジにもなりますし、一石二鳥かもしれませんね！