先日から引き続き、アウディ Q7への施工をご紹介致します。
先日までの
ボディプロテクションフィルム貼り付け施工
ルームコーティング施工
に続き、断熱フィルム施工を行いました。
フロントガラスに、透明タイプの断熱フィルムを貼り付けのご依頼です。
なんら変哲のないフロントガラスですが、これはもうフィルム貼り付け後の状態です。
透明なので、間近で見てもフィルムの存在感はほとんどありませんが、こうして少し遠目で見ると、全くもって元のガラスとの変化が分かりません。
本当にフィルムが貼ってあるの?というレベルです。
フィルム貼り付け後のフロントガラスの透過率です。
透明で、見た目上は元のガラスと変化がなくても、数値としては元のガラスよりも低くなります。
その数値が「70%」を下回ってしまうと、車検が通らなくなってしまいます。
道路運送車両の保安基準で規制されている数値が「70%」なのです。
フィルムの透過率は89%なのですが、ガラス自体の透過率がメーカーや車種により微妙に差があり、ガラスの透過率が低ければ、施工後の透過率も低く、ごく稀に70%を下回る事もあります…。
そのため、フロントガラスへのフィルム施工の際には、必ず毎回透過率を測定しています。
施工前のガラス単体、念のためフィルムを部分的に仮貼りしてみて再び測定、そして施工を終えてから最終的な測定…
と、何度か測定、確認作業を行っています。ボディがこれだけのサイズですと、フロントガラスもとても大きいですね。
大きなガラスに、透明のフィルムを貼り付ける作業は、様々なパターンがあるフィルム施工の中でも、かなり難易度の高い作業になります。
基本的にはフィルムは切れ目、つなぎ目のない1枚貼りで仕上げていますが、ガラスが大きいと勿論フィルムも大きくなりますから、作業中にフィルムが折れてしまうリスクが高くなります…。
そして更に、透明のフィルムは、少しのホコリ、少しの空気の侵入、そして折れも、すごく目立ってしまうのです。
そのため、作業は慎重に慎重に…
ホコリが入らないよう、折れが生じないよう、ガラスのふちとフィルムがズレないよう…
様々なことに注意を払いながら、丁寧に作業を進めています。
これからのシーズン、どんどん日差しが強くなり、車内の温度もグンと高くなってきます。
車内の明るさや、クリーンな広い視界はそのままに、断熱フィルムで「熱さ」を取り除いて、快適なドライブを楽しみませんか!?