断熱カーフィルム施工のご依頼を頂き、お預かりしていたお車のご紹介を致します。
アウディ、A6 Slineです。 フロントガラス以外の7面へ、断熱フィルムを貼り付けました。
まずは透明タイプの断熱フィルムを貼り付けた、フロントドアガラスへの施工について、ご紹介致します。
↑これは、断熱フィルムを貼り終えた状態のガラスで、透過率を測定している様子です。
フロントガラスと、フロントドアガラスは、可視光線透過率が70%以上と、道路運送車両法で定められています。
私たちが肉眼で確認する分には透明にしか見えないガラスでも、透過率を測定してみると100%ではないのです。
元々のガラス自体も100%ではない上に、透明とは言えフィルムを貼り付ける訳ですから、透過率はさらに下がります。
ガラスとフィルムを合わせた状態の透過率が70%を越えていないと、車検に引っかかり、フィルムを剥がさなくはならなくなります。
見た目は限りなく透明に近くても、安全上、数値をクリアしていなければならないのです。
今回は『72%』でしたので、法定数値をクリアしています!
ごく稀ではありますが、この数値をクリアできない車種もありますので、フロント3面へのフィルム施工の際には、必ず透過率の測定を行うようにしています。
↑仕上がったフロントドアガラスです。
使用したフィルムは、シルフィードのFGR-500です。
まじまじと見ても、フィルムの存在は分からないですよね。
実際に間近で見ても、ほとんどの方はフィルムの存在に気が付かないかと思います。
フィルムとガラスの間に埃や空気が入り込まないように仕上げる事や、ガラスのフチのラインに沿って、自然なラインでフィルムをカットする事、そして貼りつける事…
1面ずつ、細かな部分にも注意し、とにかく丁寧に丁寧に仕上げています。